アジア太平洋地域の自治体と民間団体が参加するアジア太平洋都市観光振興機構(TPO、会長=許南植・釜山広域市長)は5月27日、東京のホテルニューオータニで日本の旅行業者と観光ビジネス商談会を行った=写真。TPO会員のうち、韓国の11都市が参加。それぞれの観光魅力をアピールし、商品化と多くの送客を求めた。
TPOの周煥明事務局長は「今回の行事は我々のマーケティング事業の一部。昨年も旅行業者に対する支援を行い、魅力あふれる観光商品がいくつもできた。今後も特に、日中韓3カ国間の旅行商品を、TPOを通して作れるように努めたい」と述べた。
TPOは(1)市場分析(2)説明会・商談会開催(3)ファムツアー実施(4)ファムツアー参加業者への商品開発支援(5)集客のための広報マーケティング支援──の各事業を行い、会員都市への旅行商品造成と送客拡大を図っている。