日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ、舩山龍二会長)と早大商学部は寄付講座を開講することで合意した。4月12日から授業を始め、講師には国土交通省の柴田耕介総合観光政策審議官のほか、鉄道、航空、旅行業などのトップが務めるなど、豪華な講師陣となった。
3月19日、舩山会長が早大を訪問し、横田信武商学部長と覚書を交わした。
講義は07年度春学期(4月12日~7月5日)に形10回実施。聴講学生は全学部を対象とし、500人程度になる。柴田審議官は4月19日、「日本の観光政策の課題と方向性」をテーマに話す。以後、加賀見俊夫オリエンタルランド会長兼CEO、大塚陸毅JR東日本会長、新町敏行JAL会長、中村裕ロイヤルパークホテル社長、舩山会長らが講師を務める予定。
TIJは「他の観光関連大学・大学院との連携も視野にいれ、産学連携事業を強化していきたい」と話している。
握手する舩山TIJ会長(右)と早大の横田商学部長