
東武トップツアーズはこのほど、新潟県妙高市と「SDGs探究学習プログラム」を企画開発し、同市への教育旅行団体の誘致を目指すことを発表した。
今回の「SDGs探究学習プログラム」は、同市の米、観光、環境保全などがテーマ。事前学習や実地研修、事後学習に取り組むプログラムで、4月から本格的な受け入れを始める。地元の妙高市立妙高高原中学校が同プログラムのモニター体験として、11月30日に事前学習、12月6日に実地研修に参加した。
同市は昨年5月、内閣府からSDGsの達成に向けて優れた取り組みを行う自治体として「SDGs未来都市」に選定され、中でも特に先導的な取り組みを実施する「自治体モデル事業」に選出されている。また、同社は一昨年7月に同市と新たな人流の創出などを含む地方創生に関する連携協定を締結している。教育旅行団体の農家民泊体験プログラムの提供をはじめとする地域創生事業などに取り組んでおり、地域課題解決や地方創生に関する業務の提案、立案など同市とともに推進していた経緯から、今回の企画開発に至った。