日本コングレスコンベンション・ビューロー(JCCB、会員数122団体・企業、猪口邦子会長)は15日、平成27年度総会を東京・新宿の京王プラザホテルで開き、平成27年度の役員改選を行った。会長には猪口邦子氏(参院議員)が、副会長に登誠一郎氏(JCCB)、高鉼哲男氏(新任、ちば国際コンベンションビューロー代表理事)、近浪弘武氏(日本コンベンションサービス社長)が、理事兼事務局長には小堀守氏(新任、日本政府観光局理事)がそれぞれ就いた。
猪口会長は冒頭、「JCCBは今年6月で設立20年を迎えた。国の成長戦略である地方創生の中核には観光があり、その中にMICEもあるが、この分野でJCCBが果たしてきた先駆的な役割の意義は大きいし、今後も拡大していく」とあいさつ。
来賓として出席した観光庁の飯嶋康弘参事官(国際会議等担当)は「アジアにおける国際会議開催件数で日本は3年連続1位だった。政府は『2030年までにアジアナンバーワンの国際会議開催国としての不動の地位を築く』という目標を掲げており、達成には皆さんの協力が不可欠だ」と呼びかけた。
会長、副会長、事務局長以外の理事、監事は以下の通り(敬称略)。
【理事】壱岐雅章(仙台国際観光協会専務理事)、板野宏行(金沢コンベンションビューロー専務理事)、長谷川不二夫(名古屋観光コンベンションビューロー理事長)、山内英顕(京都文化交流コンベンションビューロー専務理事)、小泉外茂男(神戸国際観光コンベンション協会常務理事)、西正尚(おかやま観光コンベンション協会専務理事)、嘉手苅孝夫(沖縄観光コンベンションビューロー参与)、吉岡純二(コングレ常務取締役執行役員)、西川洋子(コンベックス専務取締役)、平井博昭(コンベンションリンケージ会長)、町田忠(JTB旅行事業本部法人事業推進部長)、永見裕(パシフィコ横浜常務取締役)、中島義人(ヒビノメディアテクニカル社長)
【監事】藤嶋信章(東京観光財団常務理事)、小山泉(東京国際フォーラム営業部長)
あいさつする猪口会長