KNTは21日、上海に設立した合弁会社の営業を来年１月に開始すると発表した。訪日中国人インバウンドなどを強化する。詳細は以下の通り。
KNT‐CTホールディングス株式会社（本社：東京都千代田区 社長：戸川 和良）は、このほど中国での旅行事業を拡大し、豊富な人口を背景に増加する中国での海外旅行需要の取り込みを目指すため、近畿美勝国際旅行社（上海）有限公司を上海の経済特区である「中国（上海）自由貿易試験区」（以下、「上海自貿区」）に設立しました。同社はKNT-CTホールディングス株式会社と上海海行国際旅行社有限公司が出資する合弁会社で、2016年9月に設立、2017年1月より営業を開始します。
当社グループ（近畿日本ツーリスト、クラブツーリズム等）が持つノウハウ、ネットワーク、仕入力を生かし、企業需要の取り込み、世界的スポーツ大会の販売、幅広い旅行商品の提供等に取り組んでまいります。
中国において海外旅行を取り扱うにはライセンスを取得する必要があり、これまで外資の参入が厳しく規制されてきましたが、上海自貿区内では規制緩和が始まっています。今後ライセンスを取得次第、訪日ツアーをはじめとする中国発の海外旅行販売を開始し、2021年度までに約100,000人の取扱い人員を目指します。
営業開始にあたり、2017年1月16日（月）11：30（現地時間）より上海市内において新会社の開所式（セレモニー）を開催します。当日は主催者およびご来賓の挨拶、歓談などのスケジュールで進行する予定です。
※場所：上海市長楽路161号 新錦江大酒店 4階 Orchid Room
＜会社概要＞
■会社の商号：近畿美勝国際旅行社（上海）有限公司
（英文）Kintetsu Maysen International（Shanghai）Co.,Ltd
■所在地：中華人民共和国 上海市
■代表者：江浦 雅文
■事業内容：旅行業務
■資本金：500万元
■設立：2016年9月
■株主構成：KNT-CTホールディングス株式会社80%、
上海海行国際旅行社有限公司20%
