旅行・レジャー予約プラットフォームのKLOOKは13日、ここ1年で達成したグローバルおよび日本での七つのマイルストーンを発表した。「9月に創業7年目を迎えた。コロナ禍でも強固な財務基盤と確かな実績で、革新的な事業を展開してきた」と同社は話す。
同社は、七つのマイルストーンとして(1)シリーズEラウンドで2億米ドル追加資金調達を完了(今年1月)(2)各国政府や地域を代表する企業とのパートナーシップにより、旅行業界の活性化に貢献(3)パートナーシップと新しいサービスで新事業開拓(4)国内旅行・レジャー事業を強化(5)UXを向上するイノベーション(6)マーチャンサポートを強化するイノベーション(7)お客さまにこだわり続ける―を挙げた。
資金調達は、国内外の投資家が参加し、累計調達額は約747億円に達した。パートナーシップは、シンガポール政府観光局からSRVバウチャーの公認予約パートナーに任命されるほか、ソフトバンクグループ、サウジアラビアの旅行会社Seeraなどと連携を実現。決済や福利厚生、旅行市場でのDX分野などで成長を図っている。
日本では、国内トップアトラクション100の品ぞろえナンバー1を昨年末に達成。現在は、東京、大阪、沖縄の商品掲載数を拡充している。また、各都市ページのカテゴリ分けを見直し、21都道府県(沖縄地方の離島含む)プラス7地方に再構成するなど、国内事業の基盤を整備している。