会員社員を対象に新制度
JTB協定旅館ホテル連盟は、会員施設の社員が個人で他の会員施設に宿泊する際に5千円の補助金を支援する「個人現地受入研修制度」を始めた。他の旅館・ホテルを見学することで、自館のサービス向上に生かしてもらうのが目的。
対象は経営者、正社員。家族や友人と一緒に泊まる場合でも利用できる。対象期間は宿泊日基準で来年2月29日まで。対象プランは、るるぶトラベルプランを除く、JTBの手配型宿泊プラン、募集型企画旅行宿泊商品「エース」「サン&サン」。補助は1会員につき1回で、先着200会員限定としている。
旅ホ連会員施設の社員本人を含む私的旅行のみに利用可能。業務利用は不可。利用の際には、名刺を2枚以上持参し、宿泊先の旅ホ連会員施設の社員と名刺交換を行い、宿泊先の情報収集に努めるとともに、自館での情報共有を行うよう求めている。帰着後14日以内に宿泊研修レポートを旅ホ連本部に提出する必要がある。
JTB社員に向け会員施設の見学を促す補助制度はこれまであったが、会員施設社員を対象者とする制度は初めて。旅ホ連会員ならではのメリットとして設定した。