JTB北海道は、5~12日の「さっぽろ雪まつり」開催期間中に白老・虎杖浜・登別温泉の指定温泉施設に入浴できる共通「湯めぐりパス」を初めて販売する。登別市・白老町生活関連産業事業化推進協議会(川田憲秀会長)と連携し、開発したもの。
湯めぐりパスは、大人、子ども同額で1200円。まつり期間中有効。登別温泉さぎり湯、ゆもと登別、花鐘亭はなや、虎杖浜温泉ホテル、ビュラメール、ホテルいづみ、白老温泉ホテルの中から3カ所まで入浴できる。限定600枚の販売。
また、札幌圏からの集客を目指して、札幌市中心部にサポートデスクを設置し、常駐スタッフが白老や登別の観光をPRする。札幌発白老・登別着の送迎バスや3温泉を結ぶシャトルバスも無料で運行する。
これらの取り組みはJTB北海道が白老町から受託し昨年4月から取り組んでいる白老町戦略的観光推進業務の委託事業の一環。広域での連携効果、湯めぐりパスなどの事業の収益性を検証し、新しいビジネスモデルの構築につなげる狙いだ。