JTBは、信州・長野県を対象地域として07年度上期(4~9月)の地域活性化キャンペーン「日本の旬」を実施する。対象地域は首都圏から送客しやすい広域エリアとなることが多く、北海道、沖縄を除外し1県にスポットを当てるのは初めて。NHK大河ドラマ「風林火山」や松本市「市制100周年」などで地元が盛り上がっており、また、全国2番目の温泉地保有数など観光的要素が多いことが理由という。
「歌おう、歩こう、新・信州」をキャンペーンテーマに、長野県内に点在する観光地とその様々な魅力を旅行者に訴求していく。取扱販売額で前年の2割増が目標。
エース商品では、旬の情報を掲載したオリジナルブック「信州楽本」や、宿泊施設と日帰り入浴施設の入浴券が付いた温泉ガイドブックを渡すほか、6温泉地区では女性に浴衣を貸し出す。また、対象プログラムの参加者には500円の買い物ができる記念コインもプレゼントする。
レンタカーやシャトルバスなどのオプショナルプランで県内各地を楽しめるようにした。
団体販売についてはセールスマン支援などで強化。外国人客の受け入れのために松本・木曽路を巡る新商品も販売する。
日本各地の伝統芸能を披露する「杜の賑い」を7月1日に松本で開催するのをはじめ、イベントも実施する。