JTBは18日、携帯電話から着地型旅行商品を予約,購入できるサービス「着地型トラベルモールJTBウォレット」を始めた。旅先をはじめ場所や時間を選ばず利用できるのが特徴。着地型旅行ビジネスのプラットフォームに位置づける。
利用者は、携帯電話を使って同名サイト(http://jtbwallet.jp/)にアクセスし、現地情報を入手したり、現地ツアーや着地型プログラムを予約したりできる。
一方、着地型旅行を企画する地域事業者は、サイトの仮想商店街にテナントとして参画できる。着地型商品の登録や在庫管理、予約手配、売り上げ集計などを一括管理できる機能が備わっているため、「新たなサイト構築や受注管理の手間を省力化できる」(同社)。各種の情報も発信できる。
JTBでは、テナント出店者から毎月の固定料や売り上げに応じた手数料などを受け取る。08年度中に500商品の登録を目指している。
6月に開設した現地旅行情報検索サイト「たびけん!」との連動も図り、着地型商品への取り組みを拡充する考えだ。