JTBは、ジェーシービーなどと提携し、契約する旅館・ホテルや土産品店に電子マネー端末を提供し、決済サービスを7月16日から開始する。1台の端末で「QUICPay」「iD」「交通系ICカード」「nanaco」「楽天Edy」「WAON(秋以降導入予定)」の6種類の電子マネーを取り扱える。
今までは電子マネーごとに端末を用意する必要があった。交通系ICカードは「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」に対応する。
対象施設は「C→REX」端末を設置し、「JTBクレジット一括加盟店決済サービス」を申し込んでいる旅館・ホテル(約3千施設)、土産品店(約700店舗)。同決済サービスと合わせて精算するため振込手数料が発生しない。
初期導入費用は無料。端末利用料は月額3600円(消費税別)。電子マネーの取扱手数料は3.5%となっている。
通信回線はNTTドコモの「FOMA」網を用いるため電話回線の準備が不要。端末は寸法が幅127×高さ139×奥行き255ミリで、重量が1.6キログラム。
端末「電子マネー決済 by C→REX」