JTB協定旅館ホテル連盟の山口支部と鹿児島支部は1日、鹿児島市の城山観光ホテルで姉妹支部盟約調印式を行った。来年3月12日の九州新幹線全線開通で両県が最短約2時間で結ばれることを機に、協力体制を強化し、広域観光の推進を図るのが目的。相互宣伝、誘客活動による宿泊需要の拡大を目指すほか、相互交流による親睦や経営研究も行っていく。
昨年10月には、両県の観光連盟が相互の観光交流の推進を目指し、姉妹盟約を締結している。
調印式では、盟約書と覚書への調印、署名が行われた。中原國男・鹿児島支部長は「薩長同盟など歴史的にも縁のある山口県とは、新幹線の全線開通によりますます活発な交流がなされる。両県の発展に寄与したい」とあいさつ。
松田康義・山口支部長は「薩長盟約は、大河ドラマ『龍馬伝』でもフューチャーされ、両県も登場した。あと8年で維新150年となる。それを目指してともに協力してがんばろう」と話した。
調印式での集合写真