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JTB商事(東京都中野区、加藤雄次社長)は2022年12月22日、2022年11月24日に設立された一般社団法人アメニティ・リサイクル協会に参画し、マテリアルリサイクル事業を推進すると発表した。今後は、宿泊業界のサステナブルな環境配慮への推進役として、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速する。
2022年4月に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」により、宿泊事業者においては歯ブラシ、ヘアブラシなど12品目の特定プラスチック使用製品の使用の合理化、廃プラスチックごみ排出の抑制が求められるようになり、資源を再利用するためのリサイクル化が推奨されています。それに対して、これまでのアメニティグッズは、各社ごとに特性の異なる複数の原料を使用した製品の販売をしており、リサイクルがしにくいという課題がありました。
JTB商事では、従来より環境に配慮した素材の商品開発を積極的に行っており、今般、アメニティグッズ製造・販売の業界各社と共同で協会を設立し、「マテリアルリサイクルスキーム」を構築することで循環型アメニティの流通を推進し、SDGsの取組を進めてまいります。今後も、マテリアルリサイクルを通じた宿泊業界のサステナブルな環境配慮への推進役として、サーキュラーエコノミー(循環型経済)を通じた脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速します。
マテリアルリサイクルスキーム
■今後のスケジュールについて
- 2023年 1月 トライアル開始予定
- 2023年 2月 ホテルレストランショー出展ならびにサービス提供を順次開始
■一般社団法人アメニティ・リサイクル協会について
- 設立:2022年11月24日
- 所在地:〒163-0532 東京都新宿区西新宿1丁目26−2 新宿野村ビル 32階
- 電話番号:03-5322-2853
協会ロゴ
<協会の役割・業務内容>
- マテリアルリサイクルを通したカーボンニュートラル社会への貢献
- アメニティサプライヤー業界の成長発展
- 参画する各社が平等に社会環境へ適応し、社会貢献を目指す体制を構築
- 宿泊事業者へのマテリアルリサイクルスキームの提供
- 資源再利用率を高めるための原料の統一化(同一素材、安全性、原料価格)
- 業界のスタンダード化に向けた啓蒙活動
- 商品、サービスを通じたSDGs対応への研究
■マテリアルリサイクルスキームについて(動画)
◆業界初!ホテル宿泊施設向けのアメニティ・リサイクルの取り組み紹介動画!
◆施設様向け:マテリアルリサイクル説明動画
◆JTB グループは創立 110 周年となる2022年を機に、事業ドメインである「交流創造事業(※1)」におけるサステナビリティへの取り組みを更に加速し、「心豊かで持続可能な社会の実現」をめざします。
*(※1)「交流創造事業」は株式会社JTBの登録商標です。