JTBは1月23日、地域に根ざした持続的な交流の創造と各地域の魅力の創出、地域の活性化への寄与を目的とした表彰「第9回JTB交流文化賞」の受賞作品を発表し、新春経営講演会の会場で授賞式を開いた。地域の組織・団体が対象の「交流文化賞」は、最優秀賞に神岡・町づくりネットワーク(岐阜県飛騨市)の取り組み「線路よ響け!!いつまでも レールマウンテンバイク『Gattan Go!!』」が選ばれた。
優秀賞は八女文化遺産保存・活用ネットワーク(福岡県八女市)の「八女の町家で暮らそっか?—町並みの輝きを再び取り戻す人々の挑戦」と尾道空き家再生プロジェクト(広島県尾道市)の「負の遺産を町の宝に!『尾道空き家再生プロジェクト』」の2作品。
一般旅行者の紀行文を対象とした「交流文化体験賞」は、一般部門の最優秀賞に中田朋樹さんの「百年の時を越えて —朝鮮鉄道職員の子孫韓国へ行く」が決定。ジュニア部門の最優秀賞は、小学生の部が井崎英乃さんの「See you again」、中学生の部が山中良太さんの「旅のお土産」だった。
第9回は昨年7〜9月に募集し、交流文化賞に110作品、交流文化体験賞一般部門に197作品、同ジュニア部門に801作品が寄せられた。