JTB、関西国際空港に日本産農産物の販売店舗「J’s Agri Market」開業


 JTBは12月3日、関西国際空港に日本産農産物の販売店舗「J’s Agri Market」を開業する。

株式会社JTB(本社:東京都品川区、代表取締役社長:髙橋 広行)は、2018年12月3日(月)に、関西国際空港の国際線ゲートエリア内に、日本産農産物を販売する店舗「J’s Agri Market(ジェイズアグリマーケット)」をオープンします。
「J’s Agri Market」は、国際線の出国審査後のエリアで、訪日外国人の購買ニーズが高いイチゴやブドウ、ミカンなど旬の果物を中心に取り扱います。JTBは2017年9月に越境EC(電子商取引)サイト「J’s Agri」 を開設し日本産農作物の海外直販を行っていますが、このたび、当サイトで日本出国の7日前までに購入すると「J’s Agri Market」で検疫済みの商品を受け取ることができる予約販売体制を整えました。空港店舗で商品を受け取る場合、海外への輸送コストがかからずに済むメリットがあり、手ぶら観光推進にもつながります。

2017年の日本の農林水産物・食品の輸出額は8,071億円(※1)となり5年連続で過去最高を更新しました。JTBは農林水産省と経済産業省が推進する「GFP(※2)」のEC事業者として、「J’s Agri」ECサイトおよび空港店舗「J’s Agri Market」を運営し、日本産農産物の輸出拡大と訪日外国人のお土産消費拡大および利便性向上を図ってまいります。 

※1出典:農林水産省「農林水産物輸出入概況2017年」(平成30年3月29日)
※2「GFP(ジー・エフ・ピー)」:Global Farmers / Fishermen / Foresters / Food Manufacturers Project の略称であり、農林水産省が推進する日本の農林水産物の輸出プロジェクトです。
 

「J’s Agri」とは
JTBでは、日本の「食」「農」と「観光」、そして「文化」を結びつけ、国内外に“本物の日本の魅力”を伝えることにより、交流人口の拡大と豊かな地域づくりに貢献することを目的に、食・農×観光連携事業「J’s Agri」に取り組んでいます。
「J’s Agri」は、越境ECサイトにおいて地域産品の輸出支援や販売、また、訪日外国人向け着地型商品の企画・販売を行い生産地へ誘客することで、地域振興につなげていきます。 

■「J’s Agri Market」店舗概要
・店名:J’s Agri Market(ジェイズアグリマーケット)

店舗イメージ図店舗イメージ図

・開業日:2018年12月3日(月)
・営業時間:8:30~19:30
・所在地:関西国際空港第1ターミナル
国際線ゲートエリア北側
・運営会社:株式会社JTB
・取扱品目:日本産農産物(果物を中心に販売)
※渡航先国の輸入制限を順守するため、購入できる商品は渡航先国により異なります。
※第三国経由便を利用する場合は、経由地で入国しないこと及び商品を開封しないことが必要となります。
※航空会社が定める機内持込制限内での販売数量となります。

■「J’s Agri」越境EC概要
・販売サイト:https://js-agri.jp/en(英語)
https://js-agri.jp/zh-tw (繁体字)
・取扱商品:日本全国の農林水産物・食品(鮮度訴求の高い果物など)
・販売地域:香港、シンガポール、台湾、マレーシア(クアラルンプール地域限定)
・Eコマース販売者:株式会社JTB
・特長:①航空貨物便を利用した産地直送により高い鮮度を保持
②小口注文でも高い輸送コストパフォーマンスを実現
③携帯端末からの購入を円滑にするため、アプリを導入
④ECサイトに産地や生産者情報を掲載
⑤ECサイトで販売する生産者での食農体験商品(いちご狩りなど)の企画・販売
・追加特長:ECサイトで7日前までに購入の場合、出国日に関西空港の制限区域内にある店舗
「J’s Agri Market」で検疫済み商品を受取可能

 
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