JR西日本はディスカバーウエストキャンペーンの一環で、歌手の谷村新司さんが監修した駅弁「風(かぜ)の暦(こよみ)弁当」=写真=を20日から、JR広島駅の5つの店舗で発売する。JRグループの物販飲食事業会社、JRサービスネット広島との共同企画。製造はむさし。
同キャンペーンでは、JR西日本と中国5県、同地域の観光関係者が協力して、首都圏をはじめとする大都市圏からの観光誘客を図っている。弁当は中国地方の新しい食の魅力となる企画した。
谷村さんは、キャンペーンソング「風の暦」を作詞作曲し、歌っている。包材には谷村さん直筆のサインを印刷。弁当の中身は瀬戸内を中心とした中国地方の観光地をイメージできる食材をふんだんに用いて作った。
季節感を重視し、四ごとに旬の食材を用いて変更していく予定。包材も中国地方の四季をイメージしたデザインにする。環境に配慮し、容器包装には竹や紙を使用し、プラスチック類は使わなかった。価格は1500円。1日50個の限定販売。購入者には、中国地方の観光情報を掲載したリーフレットを渡す。