東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:冨田哲郎、本社:東京都渋谷区、以下「JR東日本」)は18日、シンガポール中心部において、訪日旅行に関する情報発信と日本に関心の高い現地の方々の交流の場となることを目指す「JAPAN RAIL CAFE」を、2016年12月4日に開業すると発表した。
あわせて、株式会社ジェイティービー(代表取締役社長:髙橋広行、本社:東京都品川区、以下「JTB」)と提携し、同店舗内に旅行カウンターを設置し、訪日旅行に関するサービスをワンストップで提供する。
シンガポール国内一の高さを誇る「Tanjong Pagar Centre」1階にオープンする「JAPAN RAIL CAFE」を、ASEANにおける訪日情報発信の拠点として、訪日外国人旅行者の拡大をめざす。
詳細は、以下の通り。
1.開業日時について
2016年12月4日(日) 12時(シンガポール現地時間)
※なお、12月3日(土)にメディア関係者への内覧会および特集地域プロモーション第1弾となる「JAPAN TOHOKU WEEK」(東北運輸局・東北観光推進機構主催)の一般消費者向け東北旅行セミナーを開催する。
【店舗概要】
・所在地 シンガポール中心ビジネス地区
地下鉄タンジョン・パガー(Tanjong Pagar)駅
タンジョン・パガー・センター(Tanjong Pagar Centre) 1階
・運営主体 JR東日本
・店舗面積 178.8㎡ (約60席)
・営業時間 平日・土曜 11:00~21:00(旅行カウンターは20:00まで)
日曜・祝日11:00~20:00
店舗外観(イメージ)
2.旅行カウンター事業について
「JAPAN RAIL CAFE」内に、JTBとの提携により、訪日外国人旅行者向けの鉄道パス類等を販売する旅行カウンターを設置する。
【旅行カウンター概要】
■運営主体 JTBアジアパシフィック(JTB Pte.Ltd)
■営業時間 11:00~20:00(「JAPAN RAIL CAFE」の開店時間内に限る)
■取扱商品 訪日外国人旅行者向けの鉄道パス類 一部施設の入場券等
旅行カウンター(イメージ)
「JAPAN RAIL CAFE」の特徴等
コンセプト等
「JAPAN RAIL CAFE」は、日本各地域の情報発信や、訪日旅行が好きな方々同士の情報交換等を促進することで、ASEANにおける新しい形態のインバウンドの拠点をめざす。
“Platform for real Japan, Platform for real communication”
~本物の日本を体感できる「場」、お客さま同士が情報交換できる「場」~
提供する3つの機能
①情報発信・訪日サポート
日本政府観光局(JNTO)をはじめ、自治体・企業・団体と連携し、日本各地の魅力を紹介するほか、旅行カウンター等により旅行相談や訪日外国人旅行者向けの鉄道パス類等の販売を行う。
②コミュニケーションツールの設置
訪日旅行の思い出の写真の展示やおすすめ情報を掲示する伝言板の設置等を通じて、現地の方同士の情報交換を促進する。
③カフェ・物販
カフェでは、ジェイアール東日本フードビジネス㈱がエキナカで展開するカフェレシピを基に、日本を感じる季節感のある料理や飲料を提供する。
物販ゾーンでは、特集地域に関連した加工食品やエキナカで取り扱っている雑貨等を販売する。
店舗レイアウト(予定)
≪特集地域プロモーションの予定≫
2016年12月3日~2017年1月6日
特集地域 東北
連携先 東北運輸局・東北観光推進機構
2017年1月7日~2017年1月27日
特集地域 上信越
連携先 北陸信越運輸局・群馬県・長野県・新潟県
2017年 2月4日~2017年2月24日
特集地域 富士山
連携先 静岡県
≪物販ゾーンでの12月開業時プロモーションの予定≫
FOOD JAPAN Selection 東北
主な販売商品 東北産加工食品
連携先 青森県・おいしいジャパン㈱
エキュート品川ポップアップ
主な販売商品 雑貨
連携先 ㈱JR東日本ステーションリテイリング
店内イベント(イメージ)
タンジョン・パガー・センター(Tanjong Pagar Centre)について
2016年10月開業のオフィス・ホテル・商業施設・レジデンス等からなる複合開発ビル(64階建て、高さ290m)。シンガポール最高層で注目度の高い施設。
店舗位置図