JR四国は18日、ホテルグランヴィア大阪(大阪市)で、商品説明会を開催、旅行会社に四国の最新観光素材や鉄道商品について紹介した。説明会の冒頭あいさつした松島裕彦取締役営業部長は「NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』や大河ドラマ『龍馬伝』など四国は大変注目を集めている。また、たくさんの送客をいただきありがたい。この状態がずっと続くよう頑張っていく」と述べた。
プレゼンテーションでは、ミニぐるりんパスや観光タクシー「駅から観タクン」などJR西日本との連携企画を充実させていくことや、旅行会社から要望のあった岡山〜高知間を結ぶ特急「南風」の団体枠の増枠などを紹介した。また、アンパンマン列車が10周年を迎え、昨年10月にリニューアルされた車両なども紹介した。
各エリアの素材紹介では、にし阿波エリア(徳島西部)は無形文化財「襖からくり」、高知エリアはポスト龍馬博として、観光地づくり整備事業「龍馬から始まる土佐物語」(仮称)を紹介。高松エリアでは今年7月19日から10月末まで開催される「瀬戸内国際芸術祭2010」を説明した。
このほか説明会では、特別プレゼンテーションも開催。JR四国とパートナーシップを結んでいる高知県の尾崎正直県知事と愛媛県松山市の中村時広市長が登壇し、それぞれの地域の魅力について述べた。
あいさつする松島取締役営業部長