JR九州は21日、黒い787「36ぷらす3」を2020年秋に運行開始すると発表した。
1.列車名 「36ぷらす3」(さんじゅうろく ぷらす さん)
世界で36番目に大きい島、九州全県を巡る「36ぷらす3」は、5つのルートに、九州を楽しむ35のエピソードをぎゅーっと詰め込んで、お客さまをお迎えします。ぜひ全ルート楽しんで、お客さまご自身に”36番目のエピソード”を語っていただきたいー そんな想いを込めました。
この列車で、驚き、感動、幸せをお届けし、「お客さま、地域の皆さま、私たち」でひとつになって、39(サンキュー!)=「感謝」の輪を広げていきます。
2.コンセプト
「九州のすべてが、ぎゅーっと詰まった”走る九州”といえる列車」
九州には、美味しい食、温泉、豊かな自然、歴史、そしてホスピタリティマインドがあふれています。
今回の新D&S列車は、そうした九州の魅力を詰め込んで、九州を元気にするために走ります。
3.運行ルート
九州7県をめぐる、新たな運行ルートです。
・上記記載の各日単位でご乗車いただけます。販売方法、運転時刻、運転日等は決まり次第お知らせいたします。
・日中の時間帯に運行し、宿泊設備は備えていません。
・お客さまの乗降は、上記記載の各駅(門司港駅を除く)を予定しています。
・上記のルートで年間45週程度の運転を予定しています。
4.車両イメージ
787系電車(6両編成) 全席グリーン、定員100名程度予定
JR九州では初となる、電車によるD&S列車です。1992年デビューの特急「つばめ」を皮切りに、現在も特急「かもめ」「にちりん」など九州各地で活躍している787系電車が、D&S列車として九州各地を飛び回ります!かつて人気を博した”ビュッフェ”も復活します。車内サービスや、車両構成の詳細は決まり次第お知らせいたします。
5.運行開始時期
2020年 秋
6.その他
ダイヤ、運転日、販売方法、サービス概要などにつきましても、詳細が決まりしだい順次お知らせしてまいります。
※イラストは全て完成予想図です
【D&S列車について】
D&S(デザイン&ストーリー)列車 デザインと物語のある列車で九州を楽しむ
テーマパークのように地域に個性があり、旅することが楽しくなる九州。沿線の風土や車窓の風景を思いきり楽しんでいただくために、JR九州の列車は個性溢れる洗練されたルックスやインテリアはもちろん、ユニークな仕掛けが満載です。移動手段として便利なだけでなく、乗ることそのものが、忘れられないイベントになるD&S列車の旅。たくさんのワクワクと物語を乗せて九州各地を駆け抜けます。