JR九州は8日に大分駅で、新しいD&S列車「JRKYUSYU SWEET TRAIN 或る列車」の出発式を行った。7〜9月に開催の、おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン(DC)に合わせたもの。同社は観光列車をD&S(デザイン&ストーリー)列車としてブランディングしている。
青柳俊彦・JR九州社長は、「或る列車は多くの関係者の協力で出発式を迎えることができた。素晴らしい車両の中で、素晴らしい食事とスイーツが楽しめる贅沢な列車を堪能してほしい」とあいさつした。来賓として、広瀬勝貞・大分県知事、竹田恒三・九州運輸局長、原健人・原鉄道模型博物館副館長、水戸岡鋭治・ドーンデザイン研究所代表、成澤由浩・NARISAWAオーナーシェフが出席。出発の合図は一日駅長を務めた原健人・原鉄道模型博物館副館長が行った。
或る列車は、大分〜日田駅間を10月までの金土休日を中心に1往復を運転。2両編成で定員は38人。JR九州企画発売分の乗車券は完売した。
11月から来年3月までは、金土休日を中心に佐世保〜長崎駅間を1日1往復運転する。
原一日駅長が出発の合図