JR西日本は4月から3カ月間、鳥取県と大山山麓観光推進協議会、島根県安来市と共同で、「大山・鬼太郎キャンペーン」を展開する。中国地方の最高峰の大山、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげる氏の出身地で妖怪の町として知られる境港、下町風情が今も残る米子、NHK朝の連続テレビ小説でドラマ化される水木しげる氏の妻で「ゲゲゲの女房」原作者の武良布枝(むらぬのえ)氏の故郷「安来」などにスポットを当てる。
テーマは「山・海・町で遊ぶ!味わう!磨かれる!」。特にキャンペーンに向けて、主な旅行会社からJRと宿がセットになった旅行プランを発売される。また、企画きっぷも「こだま&やくも指定席往復きっぷ」「こだま指定席往復きっぷ」などを発売する。
期間中、さまざまな特別企画を用意し、各観光スポットを楽しみながら巡る駅からの2次アクセスを充実させた。
大山寺圓流院では、天井に水木しげる氏の描いた108体の妖怪の絵がはめ込まれた一室が見学できる。国重要文化財の大山寺阿弥陀堂では座禅体験もできる。米子・安来エリアでは米子の下町を流れる旧加茂川と中海に遊覧船が運航される。