ECモール「JRE MALL」の越境EC化に取り組むJR東日本は、その第1弾として、群馬県のみなかみ町観光協会や観光地域づくり法人のプラットヨネザワ(山形県米沢市)と連携し、台湾での海外販売を支援した。
JRE MALLは、ウェブインバウンド・越境EC支援を行うジグザグ(東京都渋谷区)の支援ツール「ワールドショッピングBIZ」を導入し、商品の一部を世界288の国と地域に向けた海外販売に対応する。
2月1日から期間限定で、JR東日本グループが運営するホテルメトロポリタンプレミア台北と、One&Co Taipeiで商品をショールーミング(商品を実店舗で見て、ECで購入)展示する実証実験を行った。JR東日本商事、JR東日本スタートアップも参加。
メトロポリタンプレミア台北では、みなかみ町と米沢市の地産品を展示した。
JR東は「JRE MALLと海外拠点を活用して日本各地のいいものを取りそろえ、海外で直接体験・購入する機会を作ることで、新しい旅マエの体験を創出し、地域活性化につなげたい」としている。
鏡割りをする(右から)JR東日本スタートアップ取締役の竹内淳、JR東日本商事コンシューマー商品本部部長の高橋晶子、みなかみ町観光協会事務局次長の木村崇利、プラットヨネザワCEOの宮嶌浩聡、ジグザグ取締役の鈴木賢―の各氏(台北で)