JR北海道が昨年12月に発売した「日本縦断の旅・ふたたび」(2月19日発)が人気だ。即売したことを受け、急きょ第2弾(同26日発)を追加発売したが、これもほぼ満員。第3弾(3月5日発)を発売するに至った。同社は「反響の大きさに驚いている」とし、追加分の売れ行きに自信を深めている。
縦断の旅は「チャレンジ3124キロ」と銘打って、最北端駅・稚内からJR各社の列車を乗り継いで最南端駅の西大山駅(鹿児島)まで、4泊5日の日程で走破する。途中、京都観光や指宿温泉での砂蒸し温泉体験などが組み込まれている。
同社によると、19日発の乗客は41人、26日発は47人で、計88人が参加する予定。「札幌、旭川など道内各地の60歳以上のシニア層が多く、本州からの参加は18人」となっている。最高齢は78歳の男性、最年少は53歳の女性で、平均年齢は68歳という。
追加の第3弾は3月5日発で、定員48人。旅行代金(JR代、バス・タクシー代、航空代、宿泊代など含む)は稚内発が13万2千円、旭川発が13万円からとなっている。