経営の課題としてコスト削減を挙げる旅館・ホテルは数多い。JTBグループのJMCが販売する省エネ電球「キャンボール」は、白熱電球からの取り換えで電気代の削減を実現。CO2も減らせ地球温暖化の防止にもなる。
日本最小の消費電力、3ワットタイプは一般の白熱電球の20ワット相当の明るさ。また、5ワットタイプは30ワットに、7ワットタイプは40ワットに、13ワットタイプは60ワットに相当するという。
同社の試算によると、例えば、客室廊下のブランケットにミニクリンプトン球40ワット形(消費電力36ワット)を300個、24時間・365日使用した場合の年間電気代は113万5千円。これがキャンボール3ワットタイプなら年間電気代は9万4千円で、その差額は104万1千円にもなる。「電気代の削減分はそのまま利益として残る」(同社)。
キャンボールの採用を思案する旅館・ホテルに対しては、現地での調査を基に電気代とCO2の削減効果の報告書を作成して提案。その効果の程を分かりやすく具体的に示すという。
問い合わせ先はJMC(東京都中野区本町2-461中野坂上サンブライトツイン10階、TEL03・5371・3264)。