日本旅行業協会(JATA)は18日、会員旅行会社への調査をもとに、夏休みの旅行動向を発表した。国内旅行の人気の方面は1位が北海道。2位は沖縄、3位が東京(含む東京ディズニーランド<TDL>)だった。
会員会社381社の営業、企画、カウンターなどの担当者453人への調査からまとめた。
1位の北海道は、動物園や自然体験などさまざまなニーズに応えられ、夏でも涼しいのが理由。三世代旅行が増えている。沖縄は子どもを含めたファミリーに滞在型リゾートが人気。東京はTDLや東京スカイツリーなどの人気が続く。
妖怪ウォッチやハリーポッターが話題のUSJのある大阪が4位。北陸が5位で、北陸新幹線利用のツアーが金沢を中心に人気となっている。
国内旅行は全方面が好調。大手ホールセーラー5社の予約状況は、人員ベースで7月が前年同期比2.8%増、8月が3.3%増、9月が52.5%増となっている。
一方、海外旅行の人気は(1)ハワイ(2)台湾(3)グアム(4)シンガポール(5)タイがベスト5だった。