日本旅行業協会(JATA)は12月13日、地域へのインバウンド需要の分散を促進するため第4回「インバウンド商談会」を石川県金沢市で実施した=写真。北陸信越運輸局、中部運輸局、日本政府観光局が協力。JATA訪日旅行推進委員会の旅行会社と北陸の観光産業・自治体関係者、126人が参加した。
JNTOの山崎道徳理事が「観光立国実現に向けての取り組み」と題して講演したのに続き、石川県の大西洋彰・観光戦略推進部国際観光課欧米誘客戦略グループリーダー、富山県の南茂英気・観光・地域振興局観光課国際観光班主任、福井県の笠島亘弘・観光営業部総括主任が各県についてプレゼンテーション。その後、参加者が自由に商談を行った。
インバウンド商談会は年2回行われており、第1回を2015年6月に群馬県(群馬・栃木地区合同)、第2回を同12月に大阪府(滋賀・奈良・和歌山地区合同)で、第3回を16年6月に静岡県で開催してきた。17年度は東北などを予定している。