日本航空(JAL)は1日、客室乗務員を対象としたマーケティングリサーチ事業として、新サービス「JAL キャビンアテンダントビジネスリサーチ」の提供を始めた。国内、海外の約7千人の客室乗務員が対象。モニター調査や共同開発などを支援する。
JAL キャビンアテンダントビジネスリサーチは、客室乗務員の国内外顧客のニーズに合わせたサービス業務の経験や、乗務を通して培ってきた知見・感性を生かし、企業などのマーケティングリサーチを支援するサービス。マーケティングには、国内または海外6都市の基地に所属する約7千人の客室乗務員が対応する。
具体的には、(1)客室乗務員へのアンケート調査(2)サンプリング(アンケートを含む)(3)グループインタビュー(座談会)(4)共同開発―を行う。
「高品質で確かなデータを提供する。昨年10月にはテストマーケティングを実施し、美容施設でのサービスや化粧品メーカーの商品についてモニター調査を行ったが、『店舗のサービス改善や商品の品質向上につながった』という声をもらっている」と同社。