HMT(福岡市博多区)はこのほど、販売最適化システム「YuIMA」(ユイマ)を発売した。同社は観光DXシステムを取り扱う会社で、大手のOTAやホテルチェーンのレベニューマネジメント担当者が創業メンバー。
ユイマは「宿泊施設向けの観光DXシステム」。宿泊施設やネットエージェントの視点で開発。目標値の設定や過去のデータの活用など操作も簡易にしたほか、売上管理表とも自動連携する。同社が運営やコンサルティングを行っている5施設の採用で2019年に比べて、売り上げが17%(福岡エリア)、21%(久留米エリア)、33%(佐賀エリア)上昇した。
ホテルや航空会社など在庫を持ち続けることができない業種で実践されるレベニューマネジメントをユイマ採用で手軽に導入できるようになる。売り上げアップを目的としたシステムでありながら、レベニューマネジメントやOTAに詳しい人材を必要としないため、現状の担当者や営業責任者の負担を減らすほか、経験豊富な人材の採用が難しい地方でもレベニューマネジメントを導入できる。人件費のコストダウンも図れる。海外OTAにも対応。インバウンド拡大にも効果を発揮する。
料金は初期費用として5万円(年次契約)。ユイマ使用での売り上げに応じて定率の使用料が掛かる。定率は運営サポートの有無によって異なり、「たまごプラン」1%(サポートなし)、「ぱんだプラン」5%(標準的なサポート)、「ぺがさすプラン」10%(フルサポート)。
問い合わせ先は、HMT、メールアドレスはinfo@momoco.biz。
YuIMA(ユイマ)のイメージ