エイチ・アイ・エス(HIS)と山形市は1日、観光および農業の振興による地方創生の推進に関する連携協定を締結した。アフターコロナでの観光消費額拡大を促進する。
協定は、訪日外国人旅行者の誘致を強化項目に設定。山形の観光と食の魅力を国内外に発信し、国内旅行の需要回復、持続的に魅力ある地域の活性化を目指し、相互連携と活動を推進する。
連携事項は(1)観光の振興および山形ブランドの発信に関すること(2)山形ブランドの発信および観光振興に関すること(3)山形市産品の販路拡大に関すること(4)農業の活性化に関すること(5)その他地方創生の推進に関すること―の五つ。
山形は、開湯1900年の歴史を持つ「蔵王温泉」や、樹氷も楽しめる日本最大のスキー場「山形蔵王温泉スキー場」など、世界的な観光地を有している。農産物は、「つや姫」「雪若丸」などブランド米をはじめ、「さくらんぼ」「西洋なし」などの果物や野菜が、全国有数の生産、収穫量を誇っている。
締結式の様子