GoToトラベル事業、年末までに8781万人泊 延べ宿泊者の6割が活用

  • 2021年2月23日

需要喚起も、全国停止に

 Go Toトラベル事業の利用人泊数は、事業が始まった昨年7月22日から全国停止となった12月28日までの期間で、少なくとも約8781万人泊と推計されている。期間中の全国の延べ宿泊者のうち約6割でGo Toトラベルが利用された計算となり、新型コロナウイルスの流行で落ち込んだ国内旅行の需要回復に貢献した。しかし、第3波といわれる感染再拡大に伴って、Go Toトラベル事業は停止されたままで、観光産業は昨年春の第1波に続く苦境に直面している。

 観光庁によると、Go Toトラベル事業の月別の利用人泊数は、7月22~31日=214万人泊▽8月=1349万人泊▽9月=1418万人泊▽10月=2206万人泊▽11月=2565万人泊▽12月1~28日=1029万人泊。10月1日に東京都を発着する旅行、地域共通クーポンの配布が始まり、10、11月の利用人泊数は月間2千万人泊を超えた。

 事業の実施期間が10日間ほどだった7月を除外してGo Toトラベルの利用割合を考えてみる。観光庁の宿泊旅行統計調査の速報値では、8~12月の全国の延べ宿泊者数が1億4833万人泊。Go Toトラベルの8~12月の利用人泊数は8567万人泊で、単純計算では、期間中の延べ宿泊者のうち57.8%がGo Toトラベルを利用したことになる。

 Go Toトラベル事業の月別の利用割合は、第2波といわれる流行が起きた8月は51.6%だが、感染状況が落ち着きを見せ、事業が本格実施となった10月に68.1%、11月には74.3%に達するなど、国内旅行市場を活性化させたとみられる。11月の全国の延べ宿泊者数は3450万人泊で、前年同月比は30.5%減にまで改善した。

 第3波の到来でGo Toトラベルは、一部の地域で11月下旬以降、順次停止。年末以降は全国で停止されている。12月の延べ宿泊者数は2925万人泊で前年同月比37.9%減。下げ幅は5月の84.9%減を底に改善傾向にあったが、再び悪化した。今年1月以降は国の緊急事態宣言の発令で、宿泊施設の臨時休業が相次ぐなど、観光産業は再び厳しい経営環境を強いられている。


 

     
 
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