
観光庁は、「地域一体となった宿泊施設のDX人材育成に向けたアドバイザー派遣事業」で行う実証事業の実施先を募集している。複数の宿泊施設が地域一体でDXを推進できるよう、専門家を派遣し、ITツールの導入や活用、SNSを利用したマーケティングの強化などに関する人材育成を進める。応募締め切りは12月2日。
宿泊業はDXを推進する人材の不足などでデジタル化に対応できていないケースも多く、他の産業と比較して生産性や収益性が低い点が課題。そのため宿泊施設における課題をDXの観点から主体的に解決できる人材を育成し、商品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、組織文化・風土の改革、業務改善を促していく。
応募できるのは、宿泊施設、または宿泊施設と連携する民間事業者やDMOなど。
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