全日本空輸(ANA)は5月25日、台湾交通部運輸研究所、高雄市交通局とMaaSに関する覚書を締結した。3者協力関係のもと、MaaS分野での連携を検討する。
覚書では、(1)MaaS分野における各社協力関係の構築(2)「Universal MaaS」「MeNGo」(高雄市と交通部運輸研究所が提携して開発したMaaSサービス)の連携可能性について検討(3)各社間交流の深化によるナレッジ習得の促進―を推進することに合意している。
ANA未来創造室MaaS推進部の鈴木謙次部長は「Universal MaaSのコンセプトである、高齢者や障害を持つ人がスムーズ、快適に旅や移動が楽しめるようなサービスの実現を目指すことに対し、共感できてうれしい。価値ある連携の実現に向けて検討を行っていく」と話す。