握手を交わす中村副社長（左）と高瀬部長
ANAセールスは、高付加価値の海外旅行商品「ANAワンダーアース」の世界を体験できるイベントを東京・銀座のソニービルで開始した。ANAワンダーアースの添乗員がソニーのデジタルカメラで撮影した写真を最新の液晶4Kテレビで流しながらツアーの魅力をアピールする。
オープニングイベントであいさつしたANAセールス中村晃副社長は、異業種との提携について「お互いのブランド力と得意なものを生かしてアピールできれば新たな顧客の創造につながる」と企画意図を説明した。今後も感度の高い旅行者の琴線にふれるようなコラボレーションを続けたいとした。
ソニーマーケティングコミュニケーション戦略部の高瀬竜一郎部長は「最近では、旅行写真は記念ではなく作品の要素が強い。旅行から帰ってからも写真を見て楽しみをふくらませてほしい」と語った。
イベント会場であるソニービルは銀座の一等地に位置し、1日1万人以上が訪れる。特にANAワンダーアースのターゲット層であるシニアへの訴求が期待できる場所。
中村副社長は、「今年3月に汐留シティーセンターにあった旅行カウンターを廃止したが、お客さまと対面できる場所が必要だと考えていた。今後も他社と協力してプロモーションを行いたい」と説明。また、新たなカウンターの設置も検討中だ。
同イベントは11月3日まで。期間中には添乗員によるツアーの紹介や、ソニーの専門スタッフによる旅行写真テクニック講座が開催される。
握手を交わす中村副社長（左）と高瀬部長
