ANAは18日、那覇空港に国内初となるLCC専用のターミナルをオープンした。ANAが貨物上屋として借り受けている那覇空港貨物ターミナル内の一部を旅客用に改装。施設管理者は那覇空港貨物ターミナル(NACT)だが、ANAがNACTから営業委託を受け、施設運営者として事業を行う。
ターミナルへのアクセスは、無料循環バスか指定レンタカー会社4社(トヨタレンタカー、オリックス、ニッポンレンタカー、OTSレンタカー)の送迎バスのみが可能。
同ターミナルはピーチ・アビエーションが2往復(関西空港)、エアアジア・ジャパンが1往復(成田空港)使用。25日からエアアジア・ジャパンが約1カ月間1往復増便する。来年1月21日からは、ピーチが1往復増便を決定している。
搭乗・降機は徒歩、手荷物の取り扱いはバルトコンベアを使用しないなど低コストだが、無料Wi—Fiや映像ダウンロードサービスなど、利用者サービスの充実を図っていく。
那覇空港LCCターミナル(イメージ)