AIチャットボット「BEBOT」、富山県内15の市町村で多言語観光案内サービス開始


 ビースポークは1日、AIチャットボット「BEBOT」で富山県内15の市町村における多言語観光案内サービスを開始した。

株式会社ビースポーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:綱川 明美)と富山県(所在地:富山県富山市、富山県知事:新田 八朗)は、2021年10月1日よりAI(人工知能)チャットボット「BEBOT」による外国人向け観光案内サービスを開始いたします。BEBOTの強みである人間らしさ溢れるコミュニケーションを通じて、お問合せ内容に応じた最適な観光情報を提供いたします。BEBOTを活用することで、富山県を訪れる訪日外国人等に旅マエおよび旅ナカで活用できる富山県内の観光情報を24時間365日お届けします。

1.導入経緯
富山県は “天然のいけす” と呼ばれる「富山湾」をはじめ、標高3,000m級の北アルプスを貫いて横断する世界的な山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」、古き良き日本の原風景を現在に伝える「世界文化遺産 五箇山」、黒部峡谷に抱かれた名湯「宇奈月温泉」など観光資源に富んだ県で、新型コロナウイルスにより苦戦を強いられている観光産業にとって、インバウンドの受け入れは観光産業の回復には欠かせず、富山県も例外ではありません。
日本政府が目指す2030年訪日外国人旅行者数6,000万人、訪日外国人旅行消費額15兆円などの目標達成に向けて、観光先進国の実現に取り組むことが求められる中、アフターコロナを見据え国内でも先進的な取り組みとして、富山県と富山県内全ての市町村が連携したAIチャットボット「BEBOT」による外国人向けの観光案内サービスで、シームレスでストレスフリーな情報提供を実現すべく導入に至りました。

2.実施概要
提供開始:2021年10月1日(金)
提供言語:英語
メリット:旅マエ(計画)や旅ナカ(周遊)においてパソコンやスマートフォンで利用者が必要とする情報をタイムリーに提供することが可能

3.AIチャットボットについて
アクセス方法:
QRコードの読み込みや各自治体の観光情報サイト等からご利用可能
(アプリ等のダウンロードおよびインストールは不要)

<配布予定|チラシ>

提供する情報:
観光スポット、温泉、宿泊、伝統工芸、お土産品 など

<BEBOT|デモ画面>

導入自治体名:
富山県、富山市※、高岡市、魚津市、氷見市、滑川市、黒部市、砺波市、小矢部市、南砺市※、射水市、舟橋村、上市町、立山町、入善町、朝日町(計:1県、15市町村)
※富山市および南砺市では導入済みのAIチャットボット(BEBOT)との連携により、より充実した情報提供を実現。

期待される効果:
・訪日外国人への効率的な観光情報等の提供や観光スポットへの誘導
・観光客の嗜好や潜在的なニーズの収集・分析などによるデジタルツールを活用した観光サービスの提供

担う役割:
・いつでもどこでも誰でも利用可能な環境および体制の構築
・一定の品質を担保したボーダーレスかつシームレス、ストレスフリーな情報提供

 
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