Airbnb、韓国の江原道と2018年冬季オリンピックに向けて提携を発表


 エアビーアンドビーは17日、韓国の江原道と2018年冬季オリンピックに向けて提携した。同社発表の詳細は以下の通り。

 世界最大手のコミュニティ主導型マーケットプレイスのAirbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、日本語名:エアビーアンドビー、以下:Airbnb)は、2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会前後のツーリズムの促進を目指し、開催地の韓国・江原道(カンウォンド)と提携を発表しました。

 2017年1月5日、Airbnbで公共政策部門の責任者を務めるクリストファー・レヘイン(Christopher Lehane)と崔文洵(チェ・ムンスン)道知事の間で覚書(MOU)を交わし、これを機に両者は、江原道の魅力を世界に発信するために協力いたします。冬季オリンピック観戦のために海外から50万人近くが江原道を訪れると見込まれるなか、Airbnbホストは、国内外のビジターに本格的かつ手頃な料金の宿泊の選択肢を提供するうえで重要な役割を果たすこととなります。

 今回のMoUのもと、両者は以下の事項に合意するものとします。
•Airbnbのグローバルプラットフォームを通して、ツーリズムの促進と現地のツーリズム経済の成長を支援する。
•2018年冬季オリンピック大会期間中のビジター流入に対応するために宿泊支援を行う。
•既存/潜在のホストに基本的なトレーニングと資料を提供する。

 Airbnbの公共政策部門責任者であるクリストファー・レヘインは次のように述べています。「2018年冬季オリンピック大会でのホームシェアリングの提供に向けて、江原道と協力できますことを光栄に思います。江原道は豊かな文化の歴史を持つ地域であり、Airbnbでは、平昌、旌善(チョンソン)、江陵(カンヌン)の3つの開催都市および江原道の村々の魅力を韓国内外のビジターに発信するうえで積極的な役割を担っていきたいと考えます。」

 崔道知事は、これに応えて次のようなコメントを寄せています。「今回のMoU締結によって、2018年平昌冬季オリンピックの宣伝、江原道のツーリズムマーケティング、および農村部の宿泊施設の質の向上が実現し、オリンピック用の宿泊場所不足の解消と地域ツーリズムの促進に向けた力につながることを期待しています。」

 2016年に提供が開始された「ハロー忠南ガイド(Hello Chungnam Guide)」の成功を受け、Airbnbでは「ハロー平昌ガイド(Hello PyenongChang Guide)」を発行し、平昌地域を世界に売り込んでいく予定です。

◇江原道におけるAirbnbのデータ(2017年1月現在)
•登録リスティング数:1,000件
•2016年インバウンドゲスト数:3万2,000人
•インバウンドゲスト数の年間成長率:274%

<Airbnbについて>
 2008年8月創業のAirbnbは、旅行先で現地の文化とつながり、ユニークな旅行体験をすることで参加できる世界を創り出すことを使命としています。同社のコミュニティでは、世界191カ国3万4千以上の都市においてアパートやヴィラから城やツリーハウスにいたるまで、何百万というユニークな部屋へのアクセスをお届けしています。「体験」では地域のコミュニティや興味・関心に対する斬新なアクセスを提供し、「スポット」では現地に住む人々がリコメンドする街のとっておきの穴場を人々に発見していただきます。Airbnbは人を原動力としており、家の空きスペースを活用すること、または情熱、興味・関心、都市を共有することで臨時収入が得られる最も容易な方法を提供して参ります。https://airbnb.com/

 
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