MOTOTABACCOYA SHARE SHOP
エアビーアンドビーは16日、2017年度注目の観光地ランキングの４位に大阪がランクインしたと発表した。詳細は以下の通り。
世界最大手のコミュニティ主導型マーケットプレイスのAirbnb（本社：米国カリフォルニア州サンフランシスコ、日本語名：エアビーアンドビー、以下：Airbnb）は、2016年で人気があった旅行先とそのトレンド、そして2017年に注目の地域を発表しました。ソウル市内の劇場がひしめく地区や、クアラルンプールの活気あふれる中心地のグルメスポット、多くの芸術家が住むミネアポリスの町など、2017年は新たに出現した様々な地元のスポットが観光地として急速に成長していきそうです。
Airbnbに登録されているの300万件の宿泊施設に滞在した、延べ1億4000万人以上のAirbnbゲストの旅行パターンから、今年人気があった地域を抽出し、いくつかの共通点があることがわかりました。そのデータより、2017年でも旅行者の間で話題になりそうなトレンドについて以下にてまとめました。
● 混雑していない都会：今年ランクインした地域は、都会生活のせわしない日常から逃れることのできる場所でした。2017年は、ニューオーリンズのミルバーグや、アイルランドの首都ダブリン近郊の庭園や、野生動物を楽しめるフェニックスパークなど、都会の便利さとリラックスしたムードが楽しめるのんびりした地域に人が集まると予想されます。
● 壮大な緑：トロントにある美しい緑に囲まれた広大な住宅街のロッククリフスマイスといったエリアは、のんびりした場所でありながら、少し歩けばショップやレストラン、音楽の生演奏が楽しめるジャンクションエリアなどにもアクセスでき、注目が集まりそうです。
● 食を楽しめる：旅行者を魅了してやまない、歩いて行けるグルメ街が今年は多くランクインしました。。露店で有名なバンコクのディンデーン区、美食が楽しめるマイアミのミッドタウンなど、アクセス良好なローカルフードに旅行者は常に惹きつけられているようです。
マイアミやソウルなど、今年のトレンドとなった地域では、一般の旅行ガイドブックには載っていない地元スポットでホストが提供する「体験」を楽しむことができます。たとえばマイアミのミッドタウンでは、ビーチヨガ、パドルボーディング、新鮮な食事で楽しくマインドフルなマイアミを体験できます。ソウルの大学路の近くでは、グルメ潜入ツアーで、韓国屈指のレストランの厨房を覗くことができます。また、ニューオーリンズ、シアトル、トロント、ブエノスアイレス、メキシコシティー、プラハ、マドリード、ダブリン、プロバンス、シドニー、バンコク、大阪など、他のAirbnbの都市でも近々Airbnbの「体験」が提供開始される予定です。
2017年注目の観光地のランキングは以下の通りです。
1. ニューオーリンズ、ミルバーグ（アメリカ ルイジアナ州）―1500%増*
2. クアラルンプール、カンポン・バル（マレーシア）―976%増
3. メルボルン、フィッツロイ（オーストラリア）－770%増
4. 大阪、此花区（日本）－609%増
5. マルセイユ、シュット・ラヴィ（フランス）－604%増
6.トロント、ロッククリフスマイス（カナダ）－497%増
7. マイアミ、ミッドタウン（アメリカ フロリダ州）－430%増
8. メキシコシティー、ナルバルテ（メキシコ）－264%増
9. シアトル、ウェストシアトル（アメリカ ワシントン州）－230%増
10. マドリード、ウセラ（スペイン）－228%増
11. バンコク、ディンデーン／フアイクワン（タイ）－218%増
12. シドニー、チッペンデール（オーストラリア）－204%増
13. ソウル、大学路（韓国）－203%増
14. ミネアポリス、リンデール（アメリカ ミネソタ州）－193%増
15. ダブリン、フェニックスパーク（アイルランド）－180%増
16. ブエノスアイレス、チャカリータ（アルゼンチン）－172%増
17. プラハ、ジシュコフ（チェコ共和国）－103%増
*2015年から2016年にかけて各地域のAirbnbのリスティングに滞在した宿泊客の増加率
1. ニューオーリンズ、ミルバーグ（アメリカ ルイジアナ州）―1500%増
熱気に包まれるフレンチクオーターから程よく離れた快適な立地で、ニューオーリンズを訪れる旅行者の間で人気が上昇しています。
2. クアラルンプール、カンポン・バル（マレーシア）―976%増
マレーシアの首都の喧騒の中のオアシス。現代的な大都市に残る下町です。
3. メルボルン、フィッツロイ（オーストラリア）－770%増
フィッツロイはメルボルンの最初の郊外の町で、ビンテージ物のショップ、ファンキーなカフェ、オルタナティブアートの集まるエリアとして発展しています。
4. 大阪、此花区（日本）－609%増
淀川の河口部に位置し、ユニバーサルスタジオジャパンや、海岸の景色を見渡せる区域にほど近い立地です。
5. マルセイユ、シュット・ラヴィ（フランス）－604%増
多様な文化と豊かな歴史が魅力のシュット・ラヴィは、マルセイユがフランスの重要な港町から人気観光地として発展する過程で中心的な役割を果たしています。
6.トロント、ロッククリフスマイス（カナダ）－497%増
かつては砂利採取場、食肉のパック詰め工場のあったロッククリフスマイスは、美しい緑に囲まれたエリアにショップとレストランがひしめく地区に変貌しました。
7. マイアミ、ミッドタウン（アメリカ フロリダ州）－430%増
中心地にありながら独特の雰囲気を持ったマイアミのミッドタウンは、弾けるような壁画や洗練された新鮮な料理を歩いて楽しめる安全な区域です。
8. メキシコシティー、ナルバルテ（メキシコ）－264%増
メキシコシティー南部の閑静な地区。ノスタルジックな魅力と儀式的な雰囲気が、地元の人に愛されるショップやレストランに溢れています。
9. シアトル、ウェストシアトル（アメリカ ワシントン州）－230%増
市街から少し離れたビーチエリアのウェストシアトルは、山々の情景と家族連れに向けの環境が注目を集めています。
10. マドリード、ウセラ（スペイン）－228%増
交通の便がよく、カフェ文化の盛んなウセラは、マドリード観光の拠点として人気があります。
11. バンコク、ディンデーン／フアイクワン（タイ）－218%増
露店で知られるディンデーンは、バンコクの有名なナイトライフの中心地から驚くほど近くにありながら、小さな町のようなたたずまいの地域です。
12. シドニー、チッペンデール（オーストラリア）－204%増
工業建物と自然が融和するチッペンデールは、地元の職人や旅行者のメッカとして急速に発展しています。
13. ソウル、大学路（韓国）－203%増
若者文化と劇場にあふれ、ソウルの地元住民にも観光客にも人気のスポットです。
14. ミネアポリス、リンデール（アメリカ ミネソタ州）－193%増
ミネアポリス南部の中心部にある落ち着いた雰囲気の住宅街。全米で最も多くの芸術家が住む町の一つです。
15. ダブリン、フェニックスパーク（アイルランド）－180%増
広大な庭園があり、鹿が歩き回る、木々に囲まれたフェニックスパークは、ダブリンの都会生活を忘れることのできる魅力的なスポットです。
16. ブエノスアイレス、チャカリータ（アルゼンチン）－172%増
観光地としては一般的ではありませんが、トレンディーなナイトライフが楽しめるパレモハリウッドの近くに位置し、古い建物が立ち並ぶエリアです。
17. プラハ、ジシュコフ（チェコ共和国）－103%増
反骨精神が息づき、学生、芸術家、観光客が集まる街です。
