
観光庁が発表した宿泊旅行統計調査(第1次速報値)で、2023年9月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は2022年同月比27.8%増、2019年同月比3.1%増の5028万人泊となり、19年を上回る結果となった。日本人延べ宿泊者数は22年比5.8%増、19年比0.6%増の4074万人泊。外国人延べ宿泊者数は22年比1054.7%増、19年比15.4%増の953万人泊だった。
客室の稼働率は全体で57.5%となり、22年比8.0ポイント(pt)増、19年比5.9ポイント減だった。施設タイプ別の客室稼働率(カッコ内は22年比・19年比)はそれぞれ、旅館が37.6%(1.4pt増・1.8pt減)、リゾートホテルが54.7%(7.0pt増・5.1pt減)、ビジネスホテルが72.4%(13.1pt増・3.9pt減)、シティホテルが71.2%(16.3pt増・8.1pt減)、簡易宿所が25.1%(2.6pt増・11.6pt減)だった。