負債は2000年以降最少
帝国データバンクによると、今年8月の全国企業倒産(負債1千万円以上の法的整理)は669件、負債総額は837億2100万円だった。件数は前年同月比1.2%減と、3カ月ぶりに減少。額は同25.9%減と、3カ月連続で減少した。負債100億円規模の倒産が発生せず、8月としては2000年以降で最少となった。
件数を7の業種別に見ると、3業種で前年同月比減少した。このうちサービス業は16.5%減の137件。「旅館、その他宿泊所」(4件、同33.3%減)、「娯楽業」(11件、同15.4%減)などが減少した。
このほか減少は建設業(100件、同20.0%減)、不動産業(22件、同31.3%減)の各業種。
9の地域別では、中国(20件、同48.7%減)、四国(6件、同33.3%減)、東北(32件、同13.5%減)、中部(91件、同11.7%減)の4地域が前年同月比で減少した。