
帝国データバンクによると、今年8月のホテル.旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は10件、負債総額は28億3200万円だった。
件数は前月比7件、前年同月比2件、それぞれ増加(233.0%増、25.0%増)し、5月と並ぶ今年最多を記録。負債総額は前月比8億円減少(22.0%減)、前年同月比11億1700万円増加(65.1%増)した。
件数は3カ月ぶりに2ケタを記録。ただ、今年に入り2ケタは2回のみと、前年と同数で、引き続き低水準にある。
負債総額も今年4番目の低さとなった。額が100億円の大台を下回るのは昨年4月以来17カ月連続。
1月からの累計は、件数が前年同期比18件減(25.0%減)の54件。負債総額が同186億3100万円減(38.1%減)の303億円。
