帝国データバンクによると、今年7月のホテル・旅館経営業者の倒産は5件、負債総額は31億4900万円だった。件数は前月比4件、前年同月比1件それぞれ減少。負債総額は前月比7億4900万円、前年同月比2億9900万円それぞれ減少した。
同月の倒産件数は2月の6件を下回る今年最低を記録した。件数が5件以下になるのは08年9月の4件以来、22カ月ぶり。
今年10件以上の2ケタ倒産を記録したのは3、4月の2回。前年同期の4回を下回っている。
負債総額は2月、5月に次ぐ今年3番目の低水準となった。
前年同期に4回(1、3、4、6月)あった負債総額の100億円超えは、今年はいまだ見られない。
1月からの累計は、件数が前年同期比11件減の55件。負債総額が同481億1700万円減の300億8千万円。
件数、負債とも減 7月の旅行業者倒産
帝国データバンクによると、今年7月の旅行業者の倒産は1件、負債総額は4億3千万円だった。
件数は前月比1件、前年同月比5件それぞれ減少。負債総額は前月比7億5200万円、前年同月比5千万円それぞれ減少した。