総務省はこのほど、家計調査報告の4月分を公表した。同月の2人以上世帯の消費支出は1世帯当たり26万7922円で、前年同月比で実質11.1％減と大きく減少し、7カ月連続の減少となった。10の費目別では、教養娯楽が33.9％減の2万1123円と、5カ月連続で減少した。
教養娯楽は国内パック旅行費、宿泊料などの「教養娯楽サービス」が減少した。
交通.通信は8.1％減の3万9111円と、7カ月連続で減少。鉄道運賃、鉄道通学定期代などの「交通」が減少した。
減少はこのほか食料、家具・家事用品、被服および履物、保健医療、教育、その他の各費目。増加は住居、光熱・水道の各費目。
同月の2人以上世帯のうち、勤労者世帯の実収入は1世帯当たり53万1017円で、前年同月比で実質0.9％増と、4カ月連続で増加した。
