内閣府はこのほど、景気ウォッチャー調査の4月分を公表した。同月の景気の現状判断DIは前月比2.4ポイント減の47.4と2カ月連続で低下した。サービス関連、飲食関連、小売関連の全てが低下。ただ旅館など観光関係者は外国人客の増加や北陸新幹線延伸開業、北陸応援割の効果による活発な動きを指摘する声が多い。
調査は各地の景気の動きを観察できる業種の人々に、3カ月前と比べた景気の現状と、2~3カ月先の景気の先行きについて「良い」「どちらともいえない」「やや悪い」など5段階で判断してもらい、結果を数値化したもの(季節調整値)。
現状判断DIは、サービス関連が同3.0ポイント減の49.4。飲食関連が同5.3ポイント減の47.8。小売関連が同2.6ポイント減の45.1。
先行き判断DIは合計で同2.7ポイント減の48.5。現状判断DI同様、サービス関連、飲食関連、小売関連の全てが低下した。
観光関係の主なコメントは次の通り。
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