ハリウッド映画のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)は3月中旬、開業7周年を記念して、巨大な可動式ステージでオリジナルミュージカルが繰り広げられる新アトラクション「ファンタスティック・ワールド」をオープンする。ミュージカルとともに、ステージの仕掛けが魅力。毎日、数回上演される。
ミュージカルのストリーは、2匹のホワイトタイガーの子どもが、自然や動物たちに導かれて天地創造の不思議さやすばらしさを探しながら、「命を生み出す種(命の種)」の意味を理解していく。「命のつながりと大切さ」をテーマにした。
アーティスティックな音楽と、チャーミングでエキゾチックな衣装の約60人のパフォーマーが、「命の種」をイメージした巨大ステージで、地球や生命の魅力とエネルギーを表現する。
可動式ステージは3台が連結されると、高さ約13メートル、幅約47メートルの巨大ステージになる。LEDによって、空や海、動物などが映し出され、その映像は四方から見ることができる。
同社のグレン・ガンペル社長は「今までのテーマパークにはなかったような壮大なスケールでお届けする」と意欲を示している。