イメージ
日本航空(JAL)と豊田自動織機は10月30日、羽田空港における「自動運転レベル4(特定条件下での完全無人運転)」の運用拡大に向け、2026年11月より豊田自動織機製の自動運転トーイングトラクターを使用した検証を開始すると発表した。対象は、トンネル区間を含み、現行ルートよりも難易度が高い走行ルート。
両社は、グランドハンドリング業務の効率化・省人化と、電動車両の活用によるさらなる環境負荷の低減を目指す。全国の空港への展開も見据える。
![]()
生成AIを使用して作成・加工したイメージ画像
現行ルートより難易度が高い走行ルート
発表したのは、日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長グループCEO:鳥取三津子)と、株式会社豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:伊藤浩一)。
検証で使用するのは、豊田自動織機製の自動運転トーイングトラクターだ。検証開始は2026年11月と案内している。
今回検証を開始する走行ルートは、トンネル区間を含むなど、現行ルートよりも難易度が高い。走行環境や運用条件も大きく異なる。
2025年12月から実用化済み、国交省航空局の共通インフラを活用
JALは2025年12月15日より、国土交通省航空局が整備する信号設備やカメラといった共通インフラを活用し、羽田空港で自動運転レベル4に対応したトーイングトラクターの実用化を開始している。
この取り組みは、2025年12月15日付のプレスリリース「国内初、東京(羽田・成田) 2空港同時に『自動運転レベル4』実用化を開始」で発表されている。
「自動運転レベル4」とは、特定条件下における完全自動運転を指す。特定条件下で、システムが全ての運転タスクを実施する。
検証の狙い:豊田自動織機の知見を活用
本検証では、羽田空港で既に実績を持つ豊田自動織機の知見を活用する。
特有の条件下で、次の点を精査する。
- 自動運転レベル4での搬送業務に必要な課題
- 航空局が新たに整備する共通インフラとの連携
トンネル区間を含むなど、現行ルートとは走行環境や運用条件が大きく異なる。そうした環境が検証の舞台となる。
目指す姿:省人化、環境負荷低減、全国展開
JALと豊田自動織機は、本検証を通じて次の実現を目指す。
- グランドハンドリング業務の効率化・省人化
- 電動車両の活用によるさらなる環境負荷の低減
羽田空港での自動運転トーイングトラクターの適用範囲拡大も進める。既に実用化している自動運転技術を、異なる走行環境や運用条件へ展開する。
さらに、全国の空港への展開も見据える。




