JASRACの中戸川氏
日本音楽著作権協会(JASRAC)の中戸川直史理事長が10月21日、東京都港区のJASRAC本部で会見し、2026年度上半期の事業報告を発表した。使用料収入は前年同期比2.8%増の756億円で、上半期として過去最高を記録した。
インタラクティブ配信や、演奏等が順調に伸びている。特にコンサート、カラオケでの利用が好調に推移しているという。著作権使用料の分配額も741.4億円となり使用料収入同様、過去最高を更新した。分配対象作品数は約321万曲となっている。
26年からの3カ年の中期経営計画「Vision2030」では、28年の年間使用料収入を25年と比べ10%増となる1650億円を目標に掲げており、この目標達成には海外からの著作物使用料拡大が重要とした。
生成AIが音楽制作に与える影響を調査していることも明らかにし、AI生成楽曲を見分けることができる技術のテスト導入を進めている。
中戸川理事長は、クリエーターの権利を守るためのプラットフォームとして、今後も適正な分配と利用環境の整備に努めるとした。

JASRACの中戸川氏




