解説付きの館内ツアー
美術鑑賞と健康増進、一度に
岐阜県・下呂温泉を代表する旅館「水明館」(瀧康洋社長)。山水閣、飛泉閣、臨川閣の三つの館からなる同館は、館内の各所でさまざまな芸術作品や伝統工芸などを目にすることができ、さながら「泊まれる美術館」であることでも知られる。
館内を自由に散策して各作品を鑑賞するのも楽しいが、ぜひ参加をすすめたいのが、毎日午後5時から無料で実施している館内ツアーだ。フロント前を起点に約40分をかけて、解説を聞きながら各作品を鑑賞できる。人間国宝の陶芸家・加藤卓男氏のタイル壁画「泉郷に憩う」はじめ、観世流能楽師・関根祥六師監修による本格的能舞台「石橋の間」のほか、長縄士郎画伯の絵画「四季の彩」を元に、京都の竜村美術織物が制作した緞帳(どんちょう)のある「春秋の間」などを鑑賞してまわる。横山大観画伯はじめ著名作家の作品を展示した画廊「大観の間」では、季節ごとに作品を架け替えるため、折々で異なる作品を楽しむことができる。

解説付きの館内ツアー
芸術鑑賞以外にも、アクティブな過ごし方を提案する。趣向の異なる三つの大浴場などで人気の同館だが、温泉を利用した屋内プールもある。この温泉プールとアスレチックジムからなる「すいめいヘルスクラブ」は、厚生労働大臣から認定を受けた「指定運動療法施設」兼「温泉利用型健康増進施設」。専門知識を持った健康運動指導士が、簡単な体診断と健康づくりのアドバイスを行っているほか、ガラス天井を持つ明るい室内温泉プールでは、アクアビクスと水中健康体操の無料プログラムを実施している。要件を満たせば、利用料金や交通費が所得税の医療費控除を受けられる。

開放感ある室内温泉プール
ウエアやシューズなどもレンタル可能。宿泊者は割引価格でヘルスクラブを利用できる上、1度利用料を支払えばチェックインからチェックアウトまで、何回でも利用できる。普段とは違った温泉地ならではの健康づくりや心身のリフレッシュに取り組んでみてはどうだろうか。
▽岐阜県下呂市幸田1268。電話0576(25)2800。




