提携のイメージ
ホテル・観光業界のAX(AI Transformation)を推進するSQUEEZE(北海道北広島市、舘林真一CEO)は9月18日、ヒューリックとホテル・観光領域で資本業務提携契約を締結した。SQUEEZEが企画、システム提供、運営までを一気通貫で担う「フル支援」モデルを、ヒューリックが保有・開発する不動産に展開する。協業第1弾として東京・銀座のオフィスビルをホテルに再生し、2028年春ごろの開業を目指す。
SQUEEZEは今年4月の東証グロース市場への上場時、ヒューリックが同社株式の約2%を取得したことを契機に、不動産・ホテル分野での協業を協議してきた。インバウンド需要が拡大する一方、ホテル・観光産業では人手不足や生産性、収益性などが課題となっており、SQUEEZEが持つホテル運営DX、AI、スマートオペレーションなどの「テック」と、ヒューリックの不動産開発・再生、ホテル運営基盤などの「リアル」を組み合わせ、課題解決と新たな事業機会の創出を図る。
ヒューリックはSQUEEZEの発行済み株式の約5%を既存株主から取得予定。提携では、ホテル運営DXの高度化、新規事業、不動産での協業を3本柱とする。SQUEEZEの宿泊管理システム「suitebook」や遠隔運営の仕組み、AIレベニューマネジメントなどをヒューリックの不動産・ホテル運営基盤に導入。清掃DXや運営BPO、新規アセット開発などにも協業範囲を広げる。
協業第1号案件は、ヒューリックとリアルゲイトの合弁会社「HistoRy」とリアルゲイトが今年7月に共同取得した東京・銀座のオフィスビル。41室の多人数・複数泊向けアパートメントホテルにコンバージョンし、SQUEEZEが運営を担う。今後、改修型ホテル事業を複数展開する計画で、宿泊、不動産、運営、新規事業をつなぐ「ホテル・観光産業の次世代プラットフォーム」の構築も目指す。
「ヒューリックの『リアル』の力と、私たちの『テック』を掛け合わせ、ホテル・観光産業の次世代プラットフォームの構築を通じて、日本の観光産業の生産性と魅力を高めていく」と舘林CEO。

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