日本観光振興協会は、地域において観光DXを実践できる人材の育成を目指す「観光DX検定」について、初となる中級試験を来年2月21日に開催する。初級試験は2025年度に初開催したのに続き、第2回試験を12月6日に行う。
「観光DX検定」は、観光地域づくりの課題を把握し、データを分析、活用して観光戦略や具体的な施策につなげる人材を各地に育成しようと創設された。
初級はデータについて知り、読み解くための基礎の習得が目的だが、中級では、データサイエンスとマーケティングを学び、観光地経営の判断・実行を担う力を育成、認定する。
試験に先立って販売される中級の学習教材には、専門家の知見を取り入れた。データサイエンス分野は、東京都立大学大学院都市環境科学研究科観光科学域教授の清水哲夫氏、マーケティング分野では、早稲田大学大学院経営管理研究科研究科長・教授の池上重輔氏らの指導を受けた。学術的な見解を取り入れ、実務に必要な知識を体系的に学べる。
中級試験の対象は、DMOや観光協会のデータ分析・マーケティング担当者、自治体の観光政策・観光振興担当者、宿泊・旅行・交通など観光事業者のマーケティング担当者、データを活用した観光地経営を体系的に学びたい人など。
試験は、初級試験と同様にIBT方式で、全国からオンライン受験が可能。一定の合格水準に達した受験者には、システム上で合格証を発行する。
中級試験の申込期間は11月30日から来年2月5日まで。受検料は8800円(税込み)。購入が任意の教材は11月30日から販売。テキストと動画教材8本で4万4千円(同)。
第2回初級試験は受験申し込みを受け付け中。締め切りは11月24日。
観光DX検定の詳細は公式サイトに掲載されている。
また、データでビジネスを組み立てる力の獲得を目指す「上級試験」については、2027年以降に実施する予定。





