佐藤氏
「まくとぅそーけーなんくるないさ」
2026年7月25日に、ジャングリア沖縄は開業1周年を迎えることができました。
開業に際し、大変多くのご期待やご関心を寄せていただいたものの、当初は不十分な暑さ対策や待ち時間の短縮、不慣れなオペレーションの向上など、多くの課題に直面いたしました。
お越しくださったゲストに対し、私たちの至らなさで満足な体験をお届けできなかったことは事実であり、深く反省するばかりです。この一年を通して、私たちはさらなるサービス向上に向け、一歩ずつ歩みを進めてまいりました。
しかし、この試練を通して私たちが深く学んだことがあります。それは、一気に失った信頼を取り戻す「逆転ホームラン」など存在しないということです。
現場では即座に「高速PDCA」を回し、ハード・ソフトの両面で泥臭い改善を重ねてきました。言葉の壁があるインバウンドゲストには手厚いコンシェルジュサービスを工夫し、地元沖縄の方々には直接お会いしてご意見やご要望に丁寧に耳を傾け、心から身近に感じていただけるよう割引の工夫やイベントの実施など、寄り添ったサービス改善へとつなげてまいりました。
目の前のお客さま一人一人と真摯(しんし)に向き合う積み重ねにより、少しずつですがSNSや口コミでも温かい応援の声や笑顔が増えてきています。
沖縄には私の大好きな「まくとぅそーけーなんくるないさ」という言葉があります。全国的には「なんとかなるさ」という能天気に運を天に任せる言葉として知られがちですが、地元の方に教えていただいた本当の意味は、「誠=正しいこと、誠実な行動を重ねていけば、結果は必ずついてくる」という教えです。
新しいことに「挑戦する」ということは、計画通りにいかないことの連続です。いま輝いている素晴らしいテーマパークや企業の方々も、過去には想定外の課題や批判を乗り越えてこられた歴史があります。
挑戦に失敗やトラブルはつきものであり、大切なのは批判を真摯に受け止め、ゲストファーストで誠実な努力を重ね続けられるかどうかなのだと、改めて痛感させられました。
一歩一歩の改善の先にしか、確固たる未来はありません。お越しいただいたゲストの満足はもちろん、現場で奮闘するスタッフの人生を豊かにし、地域に恩返しをしていく。この誠実な歩みを止めることなく、これからも愚直に挑戦を続けてまいります。

佐藤氏




